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外界が及ぼす胎児への影響

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『あなたが両親の目の中の輝きだったころ』という表現がある。
愛し合い、心から子どもを欲しがる幸せな二人を彷彿させるものである。

最新の遺伝学的研修で判明したことを一口でいえば、まさにこの
フレーズそのももである。

親は子どもを授かるより何ヶ月も前に、目の輝きを育てなくては
ならない、というのだ。

この気づきと意図が成長・増殖を促進し、より賢く健康で幸せな
赤ん坊をつくりだす。

受精の数ヶ月前から、両親は、子どもの遺伝子を調整する遺伝子工学者
としての役割をもつようになるということがわかった。

卵細胞や精子が形成される最終段階で『ゲノム・インプリンティング』
という現象が起こり、特定の遺伝子グループの活動を調整し、それが
将来の受精できる子どもの性質を形づくるのである。


〔ゲノム・インプリンティング〕

 遺伝子には、母由来の卵細胞と父由来の精子があり、いくつかの
 遺伝子ではどちらか片方由来の遺伝子だけが用いられる。
 どちらの遺伝子が用いられるかは、遺伝子ごとに決まっているが
 組織によっては両方が用いられたり、細胞ごとに用いられる
 遺伝子が異なっているものもある。
 受精前に、卵細胞と精子がそれぞれの核内で、遺伝子に印が付け
 られて、その印によって、受精卵内の各遺伝子が父由来か母由来
 かの区別がなされていると考えられる。


研究の結果、ゲノム・インプリンティングが行なわれる時期に
両親の生活で起こる事柄が、子どもの心や身体に深い影響を与えると
示唆されている。 

『育児以前―受精の瞬間から子どもを育てる』などの著者である
トマス・バーニーは、

「実際、ここ数十年間に、膨大な量の科学的証拠があがってきており、
生まれる前の子どもの精神的・感情的能力を再評価せざるをえない。
覚醒時、就寝時を問わず、彼ら(出生前のこども)は常に、母親の
行動、思考や感情のすべてに同調していることが示されている。
受胎の瞬間以降に子宮内で経験したことにより、脳が形成され、
性格や感情的気質、高次の思考能力の基礎を築く」

子宮内で子どもを育てるのは母親ではあるが、母親も父親も、両者が
協力して、受胎と妊娠という事業に取り組むのだ。

父親が母親に大きく影響を与えれば、発達中の胎児にも影響が及ぶ。


以上は、“思考のすごい力”(ブルース・リプトン著)より抜粋。


最近また、思考や感情、その人の気質と身体・病気とのつながりに
ついてもっと知りたいと思い、いろんな本を読んでいるとこに今回の
内容が出てきました。

こういったことは、既に科学的にも証明されているのですね [:電球:]

とはいっても、一般的にどれだけの方がこういった認識をもって
いらっしゃるのかなぁと思ってみたり。。。

もっともっと、世間一般にも浸透していけば、“命”に対する捉え方も
変わってくるのではないかなと思ってみたりします。

特にこれから、妊娠・出産をお考えの方は、ご主人共々

“ 親は子どもを授かるより何ヶ月も前に、目の輝きを育てなくては
ならない”

というのを思い出していただきたいなと思ったりしています [:光るハート:]

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